人のせいにする人
人のせいにする人はどんなタイプ?
皆様は何か問題が起こった際、人のせいにしていないでしょうか。
今日はそんな人のせいにする人の特徴と、その直し方について解説していきます。
皆さんの周りには何かあった時に人のせいにする人はいないでしょうか。
「あの人が、、」「時間が、、」
と原因を外側に向ける人というのは、どこにいってもいるものです。
では人のせいにする人とは、どんな人でしょうか。
まずはその特徴を5つ説明します。
責任感がない
人のせいにする人の特徴1つ目は”責任感がない”ということです。
小さいころというのは、自分で出来ないので、当然人になんでもやって貰っていた人が多いです。
そこで問題が起きても大人が責任をとっていたのですから、小さい頃は責任感がないのは当然。
人のせいにする性格というのは主に育った環境が影響しているケースがあります。
いつでも自分のミスを他人がカバーしてくれる環境にいると、責任感を強く感じない傾向があるようです。
ですが、こうして大人が責任をとってくれるという意識が強いまま育ってしまうと、
代わりに責任をとってくれる人が居るという認識のまま働いてしまいます。
悪いことをしたら自分が叱られるという経験を積んでいないと、誰かしらが責任をとってくれると思い、無責任な人間が出来上がり、そのまま社会人となり、ミスを人のせいにするようになるのです。
ですが、社会人になると責任を持って仕事をし、お金を稼ぎ自分の力で生きていくのに責任が生まれます。
自分のする全ての物事に対して責任感を持ち、失敗したら自分で責任を取ることができるようにならなくてはいけません。
自己防衛本能が強い
2つ目の特徴は”自己防衛本能が強い”ということです。
責任を認めてしまうと自分の立場が悪くなる、と認識するので自分を守るために人のせいにしてしまいます。
自分のせいだと認めると、自分の評価が下がると思い込む為、周囲から評価が下がることを恐れ、責任転嫁をするのです。
あるいは今までに自分の失敗で他人から評価を下げられた過去がトラウマとなっている可能性があります。
社会人になってからだけでなく、学校での失敗、兄弟姉妹と比較されて育ったことがトラウマを抱えるきっかけとなるケースもあります。
当時感じた屈辱感をもう経験したくないという強い自己防衛本能から、人のせいにする傾向が生まれるのです。
また、人のせいにする人は、ミスの原因を人のせいにすることで自分を守れると思いこんでいます。
「ミスしたのはあの人のせいで、自分ではない」と主張すれば自分は責められない、つまり守れていると考えるからです。
どんな人間であろうと、仕事にはミスはつきものです。
ミスした以上責められるのは仕方ないと考える人は多いでしょう。それが責任です。
責められるのは確かに気持ちの良いものではないですが、その気持ちを素直に受け止めることで次回から改善し、次のステップにいくことができるのです。
人のせいにしてしまうのは誰よりもミスを認めるのが怖いのです。
ミスを認めて責められることに怯え、自分を守ろうとします。
その結果、自分はミスをしていない!と人のせいにしてしまうのです。
プライドが高い
3つ目の特徴は”プライドが高い”ということです。
親に何不自由なく何でも自分の思い通りに甘やかされて育った人は、プライドが高く、自分のミスを認めないようになります。
どんな無茶やワガママも許容されてきたので、少しでも自分の思うようにならないことを嫌います。
自分中心で物事を進むことが当たり前だと考えるのです。
いわゆる自己中心的な人が生まれるのです。
何事においても自分が1番だと思い込んでいるので、自分が間違うなんてことはないと考えるのです。
自分が1番だと考えているので、自分の行動は全て正しいと思って行動します。
周囲から見て明らかにその人のミスであっても「タイミングが悪い」「機械が悪い」などなにかと理由をつけて責任逃れします。
自分が1番だと信じている人は、自分を客観視できません。
周囲からは疎まれているのに、自分は人気者で尊敬されている自信があるのです。
自分を客観視できれば、責任を取る行動ができるのですが、これまでずっと自己中心的な人を客観視させるのは非常に難しいです。
面倒くさがり
4つ目の特徴は”面倒くさがり”ということです。
人のせいにする人の心理として、ミスの対処を面倒だと感じ、そしてそれを避けようとします。
当然1人で仕事をしているわけではないので、携わる人全員に影響が出るようなミスをした場合は、関連部署へ自分のミスを謝罪し対応をお願いします。ミスしてしまった以上、それは社会人として責任を持って行うべきです。
しかしその対応を面倒だと感じて避けようとするあまり、ミスの原因を人のせいにする人がいるのです。
その人のせいになってしまえば、自分は面倒なことはしなくて良いという自分勝手な心理なのです。
人は慣れ親しんだ場所にいたがりますが、自分を高めるために慣れない環境へチャレンジする人は成長します。
人のせいにする人は、居心地の良い空間にとにかく留まっていたいので、何事も惰性で続ける習性があります。
人のせいにする人は、できるだけ面倒な問題は避けて楽をしていたい気持ちがあります。
適当な毎日をなんとなく過ごすことを好み、楽をするための労力は惜しみません。
ですので、仕事や物事に対する態度が適当になりがちです。
たとえ他人に災難が降りかかったとしても「かわいそう」と感じることなく「自分でなくてよかった」程度と感じているかもしれません。
ストレスに弱い
最後の特徴はストレスに弱いということです。
人のせいにする人は単にストレス耐性がないため、責められた時のショックを受け入れられないので、
責任転嫁するのです。なので普通よりも極度にストレスに弱い性格をしています。
普通何とも感じないような小さなことで悩んでしまい、過ぎたことでもずーっと考えてしまいストレスで気持ちが沈んでしまうのです。
ストレスを感じると何も手につかなくなる自分を守るために、責任転嫁するのです。
確かに、失敗をしてしまうことはストレスでしょう。
ですが多くの人はそのストレスを乗り越えて仕事に励んでいます。
人のせいにする人は、このストレスに耐えることができず、問題そのものからも逃げる癖があるのです。
また、自分を高めるため新しいことをするのもストレスですので、全く気持ちの変化が起こらないのです。
すなわち人のせいにするに人は成長する機会も見逃しているのです。
次に人のせいにしてしまう人の直し方もいくつかご紹介させていただきます。
人のせいにしない為に必要なこと
1)失敗は自分を成長させるチャンスだと思うこと。
失敗をして責められるのが怖くて人のせいにしていると、何度も同じ失敗をします。
何が原因でそうなったのか、次失敗しない為にはどうすればいいのかを模索できないからです。
失敗のたびに、人のせいにしているとそれだけ成長の機会を失います。
失敗したら、反省や謝罪を素直にしなくては、他責の癖は直せません。
自分の何が悪かったのか考えるのは必要なことですが、自分以外の誰が失敗のきっかけを作ったかを考えるのは余計なことなのです。
誰のせいかを考える暇があれば、必ず次は成功してやるために時間を割いた方が有意義です。
人のせいにせずに、失敗を受け止め成功に変わった時、必ず精神的に何かが変わって成長しているはずです。
2)素直に非を認める
失敗したことを人のせいにしても、心の中では罪悪感でいっぱいなはずです。
人のせいにするという癖があっても罪悪感があるのなら、その罪悪感を解消するためにも、自分の失敗を認めることです。
悪いと思えば謝る。冷静になって、自分に非があるか考えてください。この時に、「自分は悪くない」という思い込みを捨ててください。
罪悪感から逃れるために非を認めないのが、人のせいにしてしまう癖を持っている人が、してしまいがちなことです。
無理に逃れようとはせずに、素直に反省してください。非を認めるのは、自分を直すことに繋がっています。
3)余計なプライドを捨てる
人のせいにしないと守れないプライドは、邪魔です。
小さなプライドの為に、大きな機会を失っていることを認識しましょう。
人のせいにする、そんな癖をいつまでも自分の中に根付かせているプライドに、何の利益もありません。
いらないプライドは捨ててください。
ずっと自分の中で根付いていたものを取り除くことは難しいでしょうが、反省することでプライドを捨てられるようにしましょう。
4)完璧な人間などいないと理解する
人のせいにしてしまう人は、自分はミスをしない、完璧な人間だと思いたい・思われたいという傾向があります。
自分は完璧で、特別な人間だと周囲にアピールをしたいのです。
裏を返すと自分が完璧でも特別でもない、普通の人間だと思われることが何よりも嫌なのです。
ただ、実際はそんなアピールをしても、周囲は人にミスを押し付ける器の小さい人間だという事実には気付いているのです。
もし仮に完璧な人間だと思われたいのなら、自分が凡人だという事実と向き合いましょう。
努力なしに完璧な人間はどこにもいません。
最後に
いかがでしょうか。
全ての失敗を自分のせいだけだと感じることはネガティブすぎますが、だからといって人のせいにこじつけることは、自分にとっても相手にとっても良くないのです。
責任感あるように生きていくためには、反省が一番効率的です。
反省は、失敗を成長に変えてくれます。
変われない人間はいません。人間はみんな成長しているのです。
自分の悪い部分を改善しようと思えたのなら、まずは成長の1歩です。
そこから改善策や対処法はいくらでも発見できるはずです。
変わる変わらないというのは、結局自分の心次第で他の人が関係するkとおはありません。ですが、少しでも上記の言葉・文章がお役に立てれば幸いです。
不動産投資初心者の方からベテランの方向けのものまで、毎月様々なセミナーを開催しております。
「自身の予算でできるのだろうか」「最新の物件の選び方」など不動産投資についての様々なノウハウについて解説しています。無料でご参加頂けますので、ぜひご予約お待ちしております!!!
下記に今後開催のセミナー・ゲーム会一覧の掲載がございます。
今後の目標や現在のご状況などをお聞きして、お客様一人ひとりに合ったプランニングをさせていただきます。
不動産投資でお悩みがある方、興味はあるけど失敗するのが怖い方ぜひ和不動産の無料個別相談をご利用くださいませ!
「不動産投資を理解して将来の可能性を広げてみませんか?」お気軽にお問い合わせ下さい!