グリットとは?GRIT(グリット)を考える
GRIT(グリット)という言葉が近年注目を集めています。
これはやり抜く力と訳されています。
提唱者はアンジェラ・リー・ダックワースさんという心理学者の方です。
有名なTEDカンファレンスでもスピーチをされていて、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
TEDで語られる彼女の人生は仕事を変えて教師になるところから始まります。
学校では様々な生徒がいます。学力に優れる子供、家庭が裕福な子供、真面目な子供など、勿論その逆もしかりです。
当然成績や学習習熟にも差がある訳ですが、そこである事に気が付きます。
どんな子供でも懸命に勉強すれば出来ると言う事が分かりました。
生まれ備わったIQや家庭環境などの背景からの影響よりもやる気の方が結果に結びついたのでした。
必要な事はどのように興味を持たせるのか、どのように動機を持たせるのかでした。
生まれ持ったIQや才能が必ずしも大切な訳ではなかったのです。
やる気を持って取り組み、それが継続されれば出来るようになるのです。
彼女は教師を辞めて大学院で心理学を学び直す事にしました。
大学院では成功と人物の相関性を調査しました。
誰が、どうして成功するのか?
大人や子供、あらゆるステージの人を対象に何に挑戦し、どうすれば成功していくのかを観察していきました。
ある陸軍士官学校では士官候補生の誰が訓練に残り、継続していけるかを予測しました。
スペルコンテストや教育困難な地域の教師などでも予測しました。
誰が、続けていけるのか、成功するのか。
そこに共通点があるのかを調べました。
そこで分かった事は才能でも知識でもなく、GRIT(グリット)だったと言う事です。
GRIT(グリット)とはやり抜く力です。
目標に向かって長期間、マラソンのように取り組める力の事を言います。
このGRIT(グリット)がある事が成功するための条件だったと分かりました。
GRIT(グリット)を持つと言う事は明けても暮れても自分の将来に拘る事です。
明日であるとか、すぐ未来の事ではなく、いつかという自分の未来に向かって拘る事なのです。
今日このGRIT(グリット)が何なのかを科学的に説明する事は困難です。
沢山の事例の中から大切な事である事はわかったのですが、実際どうすればGRIT(グリット)を持つ事が出来るか等はわかりません。
分かっている事はGRIT(グリット)と才能は違うものであると言う事です。
どんなに才能のある人でも成功をなし得る前に続ける事をやめてしまう事は沢山あります。
事実やり抜く力は才能とは関係ありません。
むしろ反比例さえします。
これまでの中で分かった事ですが、子供のやり抜く力を育てるのに一番良いのは「成長思考」というものです。
これは学習する能力は固定しておらず成長させる事が出来ると言うものです。
脳の機能や課題に対する脳の変化、成長について学ぶと、失敗した時に辛抱する事が出来るようになります。
失敗は永続的なものではないと信じる事が出来るので諦める事に繋がりません。
この理論調査はまだ始まったばかりでこれからであると話を締めくくります。
TED アンジェラ・リー・ダックワース 「成功のカギは、やり抜く力」
https://www.ted.com/talks/angela_lee_duckworth_grit_the_power_of_passion_and_perseverance/transcript?language=ja
・GRIT(グリット)を活用する
GRIT(グリット)は下記の頭文字を取ったものになります。
Guts(度胸):困難なことに立ち向かう
Resilience(復元力):失敗しても諦めずに続ける
Initiative(自発性):自分で目標を見据える
Tenacity(執念):最後までやり遂げる
グリットがやり遂げる力である事は説明したとおりですが、何でもかんでも我慢して頑張れば良いと言うものではありません。
グリットの意味する所は成りたい形であるとか強い目的や目標に向かって粘り強く努力を継続する事です。
勿論、挑戦の過程では様々な困難に見舞われます。
上手くいかない事も沢山あります。
そうした時に精神的に折れない考え方や、失敗から何を見出せば良いのか?
上手くいかない事が成功にも繋がっていると言う事を体系的に理解しておく事が求められます。
継続している努力が成功に向っていると信じる事が出来る事で、諦める事無くやり遂げる事が出来るのです。
GRIT(グリット)は盲信ではなく、自分の成長を信じる事です。
GRIT(グリット)は成功者の鍵とMeta・CEOのマークザッカーバーグがいってます。
GRIT(グリット)を伸ばす、育てる4つの要素
- 今より少し難しいことに挑戦する
- 小さな成功体験をつける
- GRIT(グリット)をもつ人がいる環境に身を置く
- 短期ではなく、長期的な目標を視野に入れる
組織・企業でGRITがある人材を育成するためには、小さな成功体験作りの為にまずは専門用語を理解できるようにする事で業務についての基礎的なことを把握しているだけで成長に繋がっていると思います。また長期的な目標として資格取得することもやり抜く力であるGRITが鍛えられ、合格した際には達成感も得られて成功体験に繋がります。資格取得はGRITを鍛えるうえで効果的であると言えます。そして徐々に資格の難易度を上げていきましょう。 勉強していくうちに自分が分からないことが増えていくでしょう。職場であれば上司に質問してみたり、聞く相手がいなかったら検索サイト等を活用しながら自己学習に努めていきましょう。
また、弊社の従業員は問題に直面してもそこで止まるのではなく、失敗を恐れずまず行動し、とにかく実践に移すことを心がけて仕事をしています。
人それぞれ違った特徴や特性があると思います。しかし、皆それぞれスタートの地点が違っても努力を積み重ねる事で成長するのです。
問題の原因や要因を考え、理解し、自身で研究を重ねてコツを掴み、問題を解決する力を養っています。
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